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2013年8月15日 (木)

コフキコガネ

ヌルデの葉にぶら下がっていたコフキコガネです。

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かなりくたびれた個体なのか、背中の微毛がほとんど抜け落ちています。触角を見れば雄のようです。

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この触角が手の指のように拡がったところをを撮りたかったのですが、期待に応えてくれませんでした。

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こうして見ると閉じた扇子の骨みたいです。

(2013.07.23・松陰新田)

次も同じく雄ですが、10日ほど後に別の場所で見た個体です。

_dsc5871
コンクリートの柵の上に載っていました。体中に黄色い毛が密生していて、最初の個体とは別種のように見えます。

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こちらは始めから触角を開いていました。大きな複眼も愛らしいですね。

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(2013.08.02・再度谷)


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鞘翅目」カテゴリの記事

コメント

一匹目はオオコフキコガネでは?

投稿: K.M | 2013年8月18日 (日) 23時19分

K.Mさん、コメントありがとうございます。
実は私もオオコフキコガネという可能性は考えたのですが、体毛の色がどちらの個体も灰白色というよりは黄褐色に近く見えることや頭楯の形にも差がないことなどから2個体ともコフキコガネとしました。ただネット上の記事や画像を参照しても両種の区別点が明確には分からず、あまり自信はありません。掲載写真から読み取れるような判別点がありましたらご教示いただければ幸いです。

投稿: おちゃたてむし | 2013年8月19日 (月) 22時53分

私は素人の虫好きですが、オオコフキコガネの方が明らかに大きくて、海岸沿いに多いと思います。
ほとんどのオオコフキコガネの個体はヒゲコガネとコフキコガネの大きさの真ん中より大きいと思います。
あとは毛がすくなくて鞘翅の地色がムラサキ色で、ボロいコフキコガネの鞘翅の地色は黄土色だったような…。

投稿: K.M | 2013年8月20日 (火) 12時06分

K.Mさん、こんばんは。
再度ご教示ありがとうございます。
特に体長は測っていないのですが、大きさに明らかな違いはなかったように思います。また一匹目を撮ったのは海岸から4~5km離れた小高い山の林の中でした。
地肌の色や毛の量については、ネット上の画像ではどちらの種もかなりばらつきがあるようで、あまり当てにならないように思っていました。もちろんサイトによっては誤同定もあるのかも知れません。
今回撮影した写真では図鑑の検索表で両種を比較できる部分がほとんど写っていないので、この次の機会には(体長も含めて)そういう部分に気をつけて撮影しておきたいと思います。結論はその時までお預けということでご勘弁下さい。

投稿: おちゃたてむし | 2013年8月20日 (火) 21時40分

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