クヌギカレハの幼虫
ハイキングコース沿いのコンクリートの柵でじっとしていた大きな毛虫です。図鑑で調べるとクヌギやクリ、カシなどにつくクヌギカレハのようです。
ちゃんと測ってはいませんが8cmくらいの体長があったと思います。その大きさと、こんな場所で静止していたことから考えると蛹化前の終齢幼虫だったのではないかと思います。
頭の後ろあたりに黒い裂け目のような線が見えるので試しにちょっと突付いてみたら、その部分から黒い毛の束が出現しました。
毛虫さんには迷惑なことですが、面白いので何度か繰り返してもらいました。この部分は中・後胸節にあたり、またこの刺毛には毒があるそうです。
次は同じ動作を違う角度から。
後胸節の毒針毛を頭の方から撮っています。撮影時には毒があるとは知りませんでしたが、ちょっと試してみようという気は起こりませんでした。
(2013.08.02・再度谷)
| 固定リンク
「鱗翅目」カテゴリの記事
- サザナミスズメ(2019.07.15)
- ヒロヘリアオイラガ?1齢幼虫(2019.07.07)
- クロスジキヒロズコガ(2019.06.29)
- ギンシャチホコ1齢幼虫(2019.06.27)
- シャチホコガ若齢幼虫(2019.06.26)
コメント