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2013年9月19日 (木)

コクロキジラミ(改題)

* 2015.01.09・記事訂正とタイトル変更 *

Hepota さんからのご指摘で、下の写真の種がコクロキジラミ Metapsylla nigra で、以前の記事でコクロキジラミとしていたものは同属のセンダンコクロキジラミ M.uei であることが分かりました。詳しくはこちらの記事とコメント、また Hepota さんのブログ記事を参照して下さい。「キジラミの一種」としていたタイトルを変更して種名を入れました。

カエデの幹でうずくまっていたキジラミの一種です。
背中が高く、翅脈が盛り上がって全体にゴツゴツした感じの体型がコクロキジラミに似ていると思ったのですが、比べると明らかに別種です。しかし触角が非常に短い点などコクロキジラミや同属のセンダンコクロキジラミに共通する部分が多いようなので、これも同じMetapsylla属ではないかと思うのですが、今のところ参照できる画像が見つかりません。
近くを探すとツバキの葉裏にも1匹いました。翅端まで3.2mmくらいです。

_dsc98862_2

_dsc98882

_dsc99012_2

(2013.09.12・奥須磨公園)

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半翅目」カテゴリの記事

コメント

で、こちらが翅頂がやや尖っているのでコクロキジラミのような気がします。

投稿: Hepota | 2015年1月 9日 (金) 17時36分

Hepotaさん、
こちらの記事まで見つけていただいてありがとうございます。
これが「本物のコクロキジラミ」なんですね。ネット上に画像がほとんど見当たらないのは「センダン」に比べて数が少ないんでしょうか。普通、和名に余計な修飾語がついていない方が普通種だと思いがちですが、それも(私も含めて)皆さんの勘違いの要因の一つという気がします。記事とタイトルを直しておきます。

投稿: おちゃたてむし | 2015年1月 9日 (金) 21時13分

なーるほど、そうだったのですか。
絵解き検索による「翅頂のとがり程度」によりも「翅脈の盛り上がり」の方が、判別にはいいようですね。
こちらの寄主は、チシャノキ Ehretia ovalifolia という、南方系の樹木だそうです。
 (この頃のブログには、触角が「触覚」と表現されるものが多くなってるので心配してます)
ちなみに、センダンコクロ M. uei の種名は、大分県の杵築市八坂あたりで農業の傍ら、昭和期前半25年間にアブラムシ・キジラミや水生昆虫などを記録した「上 忝治さん」に宮武頼夫さんが献名したものです。
 

投稿: ezo-aphid | 2015年1月10日 (土) 09時36分

ezo-aphidさん、
おっしゃるとおり、コクロの方が翅脈の盛り上がりが小さくなだらかで、ひと目で見分け易いかも知れません。
寄主はチシャノキとのこと、植物音痴なので名前を聞いた憶えはあってもどんな木かが分かりません。調べてみると、葉がカキに似ているそうですね。出来れば本来の寄主についているところを撮っておきたいと思いますが、肝心の木が見つかるかどうか・・・。
触角と触覚、恥ずかしながらよく間違えます。パソコンで文章を作っていると簡単に同音異議語が入り込んでしまうので、投稿前に気をつけてチェックはしているんですが、古い記事を読み直していて珍妙な当て字が残っているのに気づくことも度々あります。「小楯板」と「小盾板」なんかは間違えても無理はない気がしますが、「触覚」はいけませんよね。早速直しておきます。
ueiは上さんですか。教えていただかないとちょっと人名だとは気づきません。いつもながら、いろいろお調べいただきありがとうございます。

投稿: おちゃたてむし | 2015年1月10日 (土) 17時40分

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