アワダチソウグンバイの卵と幼虫
セイタカアワダチソウではお馴染みのグンバイムシですが、この日私には名前の分からない草にたくさんついているのを見つけました。葉の写真を植物に詳しい人に見てもらうとヤブタバコというキク科の草だそうです。
3乃至4段階の齢の幼虫が混ざっているようです。一番小さいので0.6、最大で1.2mmくらいの体長です。
このグンバイムシのものらしき卵もありました。以前に掲載したナシグンバイ やヒメグンバイの卵(どちらも?付きですが)にちょっと似ていますが、それらが葉肉や主脈に半ば埋められているのに対してこちらの卵はほとんどむき出しで、いかにもカメムシらしい形がよく見えます。黒っぽいのはカムフラージュのため(?)に塗りつけられた母虫の排泄物でしょう。見えている部分の長さ0.3~0.5mm、「蓋」の直径が0.1mmほどです。
すでに孵化して空になったものもありました。きれいに「蓋」が開いているのが見えます。
(2013.09.06・明石公園)
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