ピストルミノガの一種?の幼虫
ひ去年も同じ頃に同じものを「ツツミノガ科の一種?」として出しているのですが、今回は巣の中の幼虫のお顔も(無理やりですが)撮ることができたので再登場です。
巣の独特の形からいわゆるピストルミノガの一種だと思っているのですが、ネット上でも画像が少なく、決められません。
やはりアベマキの葉の裏にくっついていました。差し渡し5mmくらいの大きさです。
同じ食痕を葉表から。茶色く変色した部分に巣口が固定されていました。すでに採食を止めて蛹化の準備中だったのかも知れません。
ピントを合わせている間にも素早く体制を立て直して巣の中に隠れてしまいます。
持ち帰って自宅で羽化させることができれば所属も少しははっきりするのでしょうが、ちゃんと面倒を見る自信がないのでやめておきました。
(2013.10.08・明石公園)
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コメント
ピストルミノガって1種じゃぁないんですね。
国内には、ヤナギ、リンゴ、シラカバ、カシワ、ミヤマ、の5種が知られていて、カシワ・ミヤマがブナ科コナラ属に寄生するそうです。これらと別種だと面白いのですが・・・・・。
投稿: ezo-aphid | 2013年10月16日 (水) 18時33分
ezo-aphidさん、こんばんは。
巣の形からピストルミノガの一種ではないかと考えたのですが、そこまでは合っているとすると候補は2種ということですか。ピストルミノガと名のつく幼虫の巣の画像はネット上でも数えるほどしか出てこないので、はっきりさせるにはやはり持ち帰って羽化した成虫を調べるしかないんでしょうね。明石公園では珍しくないので、そのうち挑戦したいと思います。ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2013年10月16日 (水) 19時51分