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2013年11月 9日 (土)

イスノキモンオナガコバチ

クロガネモチのニッポンオナガコバチよりひと足早く、イスノキにイスノキモンオナガオバチの雄が集まってきていました。この公園では毎年特定の木で大量に発生するニッポンオナガコバチと違ってイスノキの方は年によって出現数の変動が大きいようで、このような場面を見るのは3年ぶりです。
実に開けた穴から顔を覗かせているのは雌でしょう。外では雄が待ち受けています。私も前回は見逃した脱出の瞬間を捉えたくて根気強く見守っていたのですが、見つけたのがすでに日の傾いた頃だったのですぐに真っ暗となり、あきらめて引き揚げました。
このハチの産卵の様子は昨年8月はじめに見ています。

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(2013.11.08・明石公園)

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膜翅目」カテゴリの記事

コメント

こんにちわー。
1枚目の雄の姿が、こんなふう?に「根気強く見守っている」おちゃたてさんにダブってしまいます。
きりっとしていて、なかなかの男前ですなぁ。眼点?があると、どうしても視線と翻訳して感情移入してしまいます。

投稿: ezo-aphid | 2013年11月10日 (日) 11時47分

ezo-aphidさん、
人間とは似ても似つかない造作の顔面なのですが、とりあえず二つの眼さえあればつい人並みの表情を読取ってしまうのが不思議ですね。社会的哺乳類の性でしょうか。

投稿: おちゃたてむし | 2013年11月10日 (日) 21時17分

そうなんですってね。
「表情から相手の意図を読みとる」というのは群れで生活するには必須の習得事項だったのでしょう。興味のある対象物を見ると瞳孔が開くとか・・・・。 文明は、言語とかサングラスがじゃましてますね。

投稿: ezo-aphid | 2013年11月10日 (日) 21時29分

ezo-aphidさん、
人間は相手の表情を読み取る能力とともにその裏をかく技術(そら涙やポーカーフェイス?)も発達させてきたのだと思いますが、昆虫はもっと正直なんでしょかね?

投稿: おちゃたてむし | 2013年11月10日 (日) 21時45分

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