ナシミドリオオアブラムシ 産卵
2010年、2011年と毎年同じものを出していますが、なにぶんネタ不足なのでご勘弁ください。シャリンバイの葉の裏で産卵する、お馴染みナシミドリオオアブラムシです。
発見したときにはすでに数個の卵を産み終え、腹端から次の卵が覗いているところでした。
産卵中母虫はわずかに体を上下させる動きを続けています。こんな大きな卵を押し出すのは力の要る仕事なんでしょう。
卵を排出した後、腹端から粘液状の液体を出して卵の周囲広い範囲にに塗りつけます。かなり粘っこい液体で、おそらくダニや寄生バチから卵を守る効果があるのではないかと思っています。以前、ユスリカがこの粘液に足を取られて動けなくなっているのを見たことがあります。
この卵の孵化の場面はこちらに載せています。
(2013.11.29・神戸市中央区)
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