マルトビムシの一種
このところ新規開拓をしていないので、同じ虫の再登場、再々登場が多くなってきました。このマルトビムシも2011.12.13の記事に出したものと同種あるいはごく近縁な種だと思います。
モッコクの幹でチャタテムシを追いかけている時に目に入ったのでチャタテの幼虫かと思ってカメラを向けるとマルトビムシでした。
体長1.4mmくらいで、色といい大きさといい、チャタテ幼虫によく似ています。
お腹の下から槍のように突き出している「跳躍器」がよく見えます。普段はとことこ歩いていますが、いざとなるとこの跳躍器にものを言わせて一瞬で消えてしまいます。
(2013.12.05・明石公園)
| 固定リンク
「その他の昆虫」カテゴリの記事
- マルトビムシの一種(2019.05.22)
- クモマルトビムシ科の一種(?Ptenothrix sp.)(2019.05.05)
- ナナフシの幼虫たち(2019.04.30)
- 水面のムラサキトビムシ(2019.04.20)
- ムラサキトビムシ科の一種(2019.04.19)
コメント
おはようございます。
今は、もういませんが用水路の金柵に、もっと黄色いトビムシが沢山いました。
その金柵には、多くの蜘蛛の幼体が少なくとも3種・・・オスクロハエトリらしき物だけ判明。
小さな蜘蛛が食料としているのではないかと思えるのですが、捕らえた現場は目撃しておりません。
おちゃたてむしさんは、目撃された経験はお持ちでしょうか?
投稿: usunoki | 2013年12月14日 (土) 10時54分
usunokiさん、はじめまして。
実は私はこれまでにトビムシ類が捕食されている現場をほとんど見たことがなくて、今想い出せるのはトゲトビムシの仲間がテングダニに襲われているのを撮影したことくらいです。歳のせいか地表の微小昆虫を追いかけるのが苦手なのでおそらく単に見過ごしているだけなんでしょう。しかしネット上の画像を探してもほとんど見つからないのは不思議です。
徘徊性のクモの子どもなどにとってはちょうど手ごろな獲物だと思いますが、実際はどうなんでしょうね。ウロコアリの仲間などもトビムシを捕えるそうですが、そのアリそのものを数えるほどしか見ていないので、現場を目撃するのは難しそうです。
投稿: おちゃたてむし | 2013年12月14日 (土) 20時23分
こんばんは。
失礼しました。
syuichiです・・・・usunokiは野草の写真を撮っていた頃のHNでした。
ブログは9月から再開しましたが、11月ぐらいから続けていけるかなと思いだしました。
相変わらずPowershotG3が部品取りも含めて何台かあるので改造しながら使っています。
小さなヒメコバチに合わせると、大きなコバチには使えず・・
被写界深度の薄さや、ブレと戦いながら写真を撮る事になりそうです。
投稿: usunoki | 2013年12月14日 (土) 20時48分
usunoki=syuichiさん、おはようございます。
こちらこそ失礼しました。
ブログ再開のこと、BABAさんのところのコメントで知り記事も拝見していたのですが、うっかりしていました。
いろいろ機材の工夫をされているんですね。面白いものが完成すれば是非紹介して下さい。
これからちょくちょく覗かせていただきますので、よろしくお願いします。
投稿: おちゃたてむし | 2013年12月15日 (日) 06時33分