”Revision of Chinese Euplectromorpha ” Zhu & Huang(2001)に、この属24種のリストが載っていました。どうやら亜熱帯区の属のようで、アフリカに3種、豪州に4種、東洋区(インドネシア、スリランカ、台湾・福建など)に15種、そしてモンゴルと日本に各1種です。中国南部には9種もいるのですが、nigromaculatusは見つかっていません。温帯区に進出できた種は少ないようなので、国内産はすべて同一種なのかもしれません。
この文献に中国産種の検索表が載っていますが、主に形態的特徴が用いられていて、体色の模様は補足的に使われています(個体変異が大きいのかも)。
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”Revision of Chinese Euplectromorpha ” Zhu & Huang(2001)に、この属24種のリストが載っていました。どうやら亜熱帯区の属のようで、アフリカに3種、豪州に4種、東洋区(インドネシア、スリランカ、台湾・福建など)に15種、そしてモンゴルと日本に各1種です。中国南部には9種もいるのですが、nigromaculatusは見つかっていません。温帯区に進出できた種は少ないようなので、国内産はすべて同一種なのかもしれません。
この文献に中国産種の検索表が載っていますが、主に形態的特徴が用いられていて、体色の模様は補足的に使われています(個体変異が大きいのかも)。
投稿: ezo-aphid | 2014年1月20日 (月) 19時17分
ezo-aphidさん、こんばんは。
やはりすべて同一種でしょうか。いくつかの個体を見ると黒紋の大きさに変化があっても体型や剛毛の生え方に違いがないように見えるので、そうではないかという気はしていました。このあたりでごく普通に見るSigmophora brevicornisでも個体によって黒色部の割合が様々ですが、これもそういう体色変異の大きい種なのかも知れませんね。お調べいただき有難うございました。
投稿: おちゃたてむし | 2014年1月20日 (月) 20時30分