« クモヒメバチの一種の幼虫 | トップページ | ニセコミスジキモグリバエ »

2014年1月15日 (水)

ヒメカゲロウ科幼虫とヤノイスアブラムシ

貧弱なコナラの幼木の枝になぜかまだ緑色をした葉が残っていて、裏返してみるとヒメカゲロウの仲間がアブラムシを食っている最中でした。

_dsc8453

_dsc84722
ヒメカゲロウは体を伸ばすと多分8mmくらいでしょう。終齢に近いと思います。獲物はヤノイスアブラムシのようです。

_dsc8483
ヤノイスアブラムシの有翅成虫と有翅幼虫。秋にはコナラからイスノキに移住するはずですが、成長が遅れているんでしょうか。

_dsc84882
体長1mmくらいの2匹の有翅幼虫です。晩秋に見たイスノキ上の同じくらいの大きさの無翅幼虫に比べると体表から伸びたワックスがかなり疎らです。

_dsc85012
しばらくアブラムシを撮影している間にヒメカゲロウの獲物はほとんど吸殻になっていました。

(2013.12.30・明石市 松が丘公園)
 

|

« クモヒメバチの一種の幼虫 | トップページ | ニセコミスジキモグリバエ »

半翅目」カテゴリの記事

脈翅目」カテゴリの記事

コメント

まだ、コナラにヤノイスが残っているとは驚きました。ここ西東京では、1月8日の時点で、コナラの葉はみな落ちているのに、イスノキの葉には(2次寄主から戻ってきた)生きた有翅虫がいました。どこからくるのだろうと不思議に思っています。来年はこちらでも、コナラの幼木に注意してみます。

投稿: 青木重幸 | 2014年1月16日 (木) 00時15分

青木さん、おはようございます。
随分寒くなってからも見つかるものだと思いましたが、やはり異例なんでしょうか。
こちらでもイスノキに有翅虫がいるかどうか、今日にでも仕事場の近くの木をちょっと覗いてきます。
コメントありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2014年1月16日 (木) 07時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヒメカゲロウ科幼虫とヤノイスアブラムシ:

« クモヒメバチの一種の幼虫 | トップページ | ニセコミスジキモグリバエ »