クロマルカイガラトビコバチ
この冬はあちこちでニジモントビコバチを見かけるので、ヤツデの葉の裏からこのハチが現れたときには一瞬またかと思ってしまいました。
しかしよく見ると違っていて、約3年半ぶりのクロマルカイガラトビコバチAnabrolepis lindingaspidisでした。前回見たのは初夏だったので満足に撮影できないうちに逃げられてしまいましたが、今回はいろんな角度から撮ることが出来ました。ニジモントビコバチに似て幅のわりに厚みのない体つきをしていますが、頭部はさらに薄くて頬の張り出した奇妙な格好をしています。そのあたりはBABAさんの美しい深度合成画像を見ていただくとよく分かるでしょう。体長約1.5mm、翅端まで1.7mmです。
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