コマユバチの繭(改題)
* 2014.01.30・追記とタイトル変更 *
ezo-aphidさんから、このような目の粗い繭はコナガ類が作るもので、内側の小さな繭はそれに寄生したコマユバチのものだろう、と教えていただきました。単に「繭」としていたタイトルを表記のように変更しました。
蛾の繭だと思います。蛾の種類は皆目見当がつきませんが、綺麗なものなので出しておきます。アラカシの葉の裏の、葉柄に近い部分にくっついていました。
外側の粗い網が一部破れているように見えるのですでに蛾が羽化して出た後なのかも知れません。網の中の白い繭の長さが3.5mmほどです。
蛾の幼虫がこの網をどんなふうにして作るのか、一度見たいものです。
(2014.01.10・明石公園)
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コメント
粗い目の小型マユは、コナガの類が作るものですが、カシ類では何者でしょうね。
白い小マユは、コマユバチ(まだ羽化前?)のものだろうと思います。
問題は、寄生されたはずの蛾(たぶん幼虫)の遺体が見あたらないことです。誰かがさらっていったとしても、ハチの脱出後なら、しなびた餌でしかなかったと思うのですが・・・・。
投稿: ezo-aphid | 2014年1月29日 (水) 23時02分
ezo-aphidさん、おはようございます。
籠の中身はコマユバチの繭でしたか。
てっきり蛾そのものの繭だと思っていたのですが、考えてみれば外側の網が繭なら中にはむき出しの蛹(か幼虫)が入っているはずですね。
コナガ類の繭を検索するとよく似た形の目の粗いのがいくつか出てきました。タイトルを直しておきます。ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2014年1月30日 (木) 06時36分