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2014年1月17日 (金)

タマバエ幼虫とチャタテムシの卵

越冬中の虫を探して木の葉をめくっているとケチャタテ科と思われるチャタテムシの卵塊がたくさん見つかるのですが、その一つにタマバエの幼虫が乗っかっていました。

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見つけたのはカクレミノの葉の裏で、タマバエ幼虫は体長約1.4mm、チャタテムシの卵は長径0.4mm前後です。

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卵を食べて(吸って?)いたのか、少なくとも餌として狙っていたのだろうと思うのですが、いきなり葉をめくられたせいか全く動かなかったので実際はどうだったのか分りません。

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尖った方が頭でしょう。以前これとよく似た幼虫が蛾の卵塊を狙っている(?)場面を出したことがありますが、体色が違うので別種でしょう。またハンマーさんのブログにもチャタテムシの卵を食べているタマバエ幼虫(羽化させた成虫からLestodiplosis属らしいということです)が掲載されていて、そちらにもよく似ていますがやはり色に少し違いがあります。

(2013.12.29・舞子墓園)

 

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