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2014年2月 5日 (水)

フサキバガ属の一種(Dichomeris sp.)

4年前にも同じものを出しているのですが、冬場に枯葉の間などでたまに見かける小型の蛾です。キバガ科のフサキバガ属(Dichomeris)までは確かなようですがその先は分かりません。今回はムクノキの樹皮の裏にくっついていました。翅端まで10mmくらいです。

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(2014.01.29・明石公園)

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鱗翅目」カテゴリの記事

コメント

蛾類標準図鑑3に、(不鮮明ながら)最新の図が載っているのですが、それらのどれにもあたらないように思います。4年前に推測された「ウスボシフサキバガ」とはサイズや色合いが最もよく似ていますが、前翅基半の前縁にあるはずの暗褐色の縁取りが見えません。この個体は、鱗片がほとんど擦れ落ちていないので、縁取りがあれば鮮明に見えるのでは・・・・・、と思います。(オオフサキバガはもっとサイズが大きい種でした)
フサキバガのフサとは、複眼の前方に大きく突出している三角形の鱗毛(下唇鬚 labial palpus の第2節にあたる)が総状のことを指すのでしょう。真上にピョンと伸びているヒゲは、第3節にあたります。

投稿: ezo-aphid | 2014年2月 9日 (日) 21時53分

ezo-aphidさん、おはようございます。
4年前に続いてお調べいただきありがとうございます。
明石では何度も見ているので普通種だと思いますが、最新の標準図鑑にもそれらしいものが見当たらないとは意外です。小型で地味な仲間なので普通種でも未記載のものも多いんでしょうね。
頭の前方から突き出している細いヒゲは何だろうかと思っていましたが、これが下唇鬚の第3節ですか。第2節の長い鱗毛を取り去ってどういうふうに繋がっているのか確かめたくなります。

投稿: おちゃたてむし | 2014年2月10日 (月) 07時58分

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