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2014年2月17日 (月)

マルカメムシ

前回のトゲアラメカメムシから一転して最普通種のマルカメムシです。場所は同じで、浜辺の石ころをひっくり返すとたくさん見つかりました。


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あまりにありふれた種なので特に変わった印象も持っていませんでしたが、あらためてしげしげ見ると実に不思議な姿をしています。理由の一つは、キンカメムシ類と同じく翅が大きな小楯板に覆われて全く見えないことでしょう。

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急に明るくなったためか、強い北風に刺激されてか、そろそろと動き始めました。

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おい、お前も起きろ。と、言っているんでしょうか。

(2014.02.10・淡路市 松帆海岸)

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半翅目」カテゴリの記事

コメント

へ ! 海岸で越冬ですか。
カメムシやテントウムシの成虫越冬といえば、山中の岩壁のすきま(または白壁の一軒家)が、お決まりの住処と思いこんでいました。乾燥気味で餌の無い場所という点では、岸壁と似ていなくもないのですが、方向が逆のような・・・。どこからきたのでしょう。
(プロが調べそうにない)採集効率が悪そうな場所での新発見かもしれませんね。

投稿: ezo-aphid | 2014年2月18日 (火) 18時47分

ezo-aphidさん、こんばんは。
この海岸では何度か越冬昆虫探しをしているのですが、カメムシ類は結構見つかります。テントウムシなど甲虫類もちょくちょく見かけますが、ハチ類はまだ見たことがありません。マルカメムシが特に多かったのは(夏場に訪れたことがないので分かりませんが)近くにクズの群落があるのかも知れませんね。

投稿: おちゃたてむし | 2014年2月18日 (火) 19時48分

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