カシルリオトシブミ?
ムクノキの樹皮の下にいたルリオトシブミの一種ですが、この仲間はどれも非常によく似ていて、特に雌は区別が難しいということです。しかしこれを撮影した明石公園では春にイタドリの葉を巻くルリオトシブミの仲間がたくさん見られて、ホストからカシルリオトシブミだと考えています。この越冬中の個体は形態的にもそれらと差がないようなので、おそらく同種だと思います。

伊澤和義さんの「オトシブミ・チョッキリの世界」の解説には、カシルリオトシブミの「前胸背板は中央と両側が渦巻き状に点刻される」とあります。
ひっくり返してみました。前脚が特に長いようには見えないので、雌でしょう。
(2014.01.29・明石公園)
| 固定リンク
「鞘翅目」カテゴリの記事
- ヒロオビジョウカイモドキ♂の触角(2019.07.21)
- モンキゴミムシダマシ(2019.07.20)
- ハイイロゲンゴロウ(2019.07.14)
- シオヤアブ(2019.07.13)
- ヒメハナノミの一種(2019.07.10)
コメント