ツツキノコムシ属の一種(Cis sp.)
ツバキの幹を歩いていた体長2mmほどの甲虫です。保育社の甲虫図鑑で調べるとツツキノコムシ属 Cis までは確かだと思います。
写真を説明文と比較するとコウノツツキノコムシ Cis konoi が近いように思っていますが、写真では確認できない部分も多くて決められません。
参考までに Cis konoi の説明をそのまま引用すると「前胸背板の点刻は小さく密、上翅では大小2種類の点刻を比較的疎らに装う。♂の頭楯両側は三角形葉状に突出、上反する。前胸背板前縁は中央がえぐられるか切断状。」となります。
ツツキノコムシ科には♂の頭部と前胸背板前縁にさまざまな形の突起を持つものが多いようで、このブログでは以前こんな種(やはり名前は分かりませんが)も出しています。
(2014.03.25・学が丘北公園)
| 固定リンク
「鞘翅目」カテゴリの記事
- ヒロオビジョウカイモドキ♂の触角(2019.07.21)
- モンキゴミムシダマシ(2019.07.20)
- ハイイロゲンゴロウ(2019.07.14)
- シオヤアブ(2019.07.13)
- ヒメハナノミの一種(2019.07.10)
コメント