ミカンワタカイガラムシ・♂の蛹?
トベラの葉の裏のカタカイガラムシです。
この仲間はどうも色や形の特徴につかみどころが無いのですが、写真の左側の個体は背中の黒い線がはっきりしているので、ミカンワタカイガラムシPulvinaria aurantii として良いと思います。体長は2.3mmほどなのでまだ幼虫でしょう。
ところで上の写真では右側に透明の殻に収まった蛹のようなものが見えますが、これが以前から気になっていました。
別の葉でこんな状態のものもありました。透明の殻から蛹?の後半身が出てきています。
中身を取り出してみました。翅芽が見えていて、やはり雄の蛹のようです。
裏返しました。体長は1.4mmくらいです。
(2014.04.16・明石公園)
| 固定リンク
「半翅目」カテゴリの記事
- ホシヒメヨコバイ(2019.07.28)
- ミズムシ科の一種・幼虫(2019.07.26)
- ヒゲナガサシガメ幼虫(2019.07.25)
- トサカグンバイ(2019.07.22)
- クサギカメムシ1齢幼虫(2019.07.19)
コメント
こんばんは、
以前掲載された写真と同じのは私も見たことはありますが、サナギの状態になっているのははじめて見ました。
きっと「お持ち帰りしてオスが羽化した写真が載るのでは」と期待しているのですが、・・・(^^)。
投稿: そら | 2014年4月26日 (土) 22時07分
そらさん、おはようございます。
このところ雑用が多くて(仕事ではありません)、お持ち帰りしてもほったらかしになる公算が大なので、そのまま置いて帰りました。
でもやっぱり持ち帰るべきでしたね・・・。
投稿: おちゃたてむし | 2014年4月27日 (日) 07時02分