ピヤナンムネアブラムシ Allothracaphis piyananensis (改題)
* 2014.04.25・追記とタイトル変更 *
種名の見当がつかずとりあえず「ムネアブラムシの一種?」としていましたが、ezo-aphid さんからピヤナンムネアブラムシ Allothracaphis piyananensis でいいだろう、とコメントをいただきましたのでタイトルを変更しました。詳しくはコメントをお読みください。
最初カイガラムシかと思ったのですが、よく見ると腹部末端のあたりの構造がムネアブラムシの仲間と同じに見えます。アラカシの葉の裏についていました。
体長約1.1mmです。
別個体です。体長約0.5mm。たくさんいました。
色の違う個体です。体長はやはり1.1mmほどです。
(2014.04.16・明石公園)
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コメント
ムネアブラムシ類は黒色ばかりではないのですねー。
「 Thoracaphis related 」と検索すると、9頁にAllothracaphis piyananensis の図が見られます。成虫の形や色、毛の配置があっているので、ピヤナンムネアブラムシでいいのでしょう。サイズは記されていませんが、大阪近辺では周年見られるようです。
脚などが見えないのが正常なのか、あるいはなんらかの事情があるのかは、判りません。色違いは、死体がミイラ化したように見えますが・・・。
投稿: ezo-aphid | 2014年4月25日 (金) 12時49分
ezo-aphidさん、こんばんは。お待ちしておりました。
以前に見たイスノフシアブラムシなどに比べて体つきが随分平べったいので果たしてほんとにムネアブラムシの仲間だろうかとちょっと疑問がありましたが、こんなのもいるんですね。
脚が見えないことについては、裏返した際に取れてしまったのか、あるいはよほど小さくて写真で確認できないのかも知れません。
ご紹介の資料も見ました。早速タイトルに種名を入れておきます。ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2014年4月25日 (金) 20時13分