キクヒメヒゲナガアブラウシ(改題)
* 2014.04.29・訂正とタイトル変更 *
いつもの早とちりをしてしまったようで、ezo-aphid さんから写真の種はキクヒメヒゲナガアブラムシ Macrosiphoniella sanborni であるとのご指摘をいただきました。両種の違いなどについてはコメントをお読みください。タイトルを変更しました。
ヨモギの葉の裏に赤いアブラムシが集まっていました。なぜかネット上の画像がほとんど見つかりませんが、「アブラムシ入門図鑑」を見るとヒコサンヒメヒゲナガアブラムシ Macrosiphoniella hikosanensis で良さそうです。
有翅幼虫です。体長は約1.8mm。
これは雌成虫でしょうか。腹部の光沢が油を流したようです。体長は同じく約1.8mmです。
(2014.04.16・明石公園)
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コメント
う~ん、これはー。
腹部の光沢が強く、背面の毛がまばらにしか見えないので、キクヒメヒゲナガだと思います。これまで胎生雌しか見つかっておらず、キク園芸品種にごく普通ですが、たまにヨモギにも寄生するとのことです。
ヒコサンヒメは体毛がやたら多く、主としてヨモギの(部分黄化した)下位葉に見つかります。
投稿: ezo-aphid | 2014年4月29日 (火) 09時23分
ezo-aphidさん、
あらら、間違ってましたか・・・。
寄主・ヨモギ、で探してすぐに出てきたのでとびついてしまいました。
図鑑の説明をよく読むと時期も生息部位も合っていません。キクヒメヒゲナガの方はネット画像がいくらでも見られて、確かにこれだと納得しました。
タイトルを直しておきます。ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2014年4月29日 (火) 17時43分