ウサギワムシの一種(Lepadella sp.)
扁平な卵形の殻を持ったワムシです。
頭部(画面では右上)には輪盤(繊毛冠)があり、その繊毛の運動で食物を取り込み、また前進するための推進力も生み出しているようです。喉元のあたりには咀嚼器があり、いかにも食物をすり潰しているように盛んに動かしています。(最後の動画をご覧ください。)お腹のあたりに茶色っぽく見える塊は胃の中の食物だと思うのですが、よく分かりません。
頭部を引っ込めたところです。左右に赤い眼点が見えています。
肢の先の尖った部分は趾(あしゆび)です。真ん中の線から左右に分かれます。
(2014.04.18・明石公園 桜堀で採集)
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