オカモトトゲエダシャクの幼虫
サクラの葉を見上げていると見慣れぬイモムシがぶら下がっているのが目にとまりました。帰宅してから調べてみるとオカモトトゲエダシャクのようです。写真を見ると成虫もかなり特異な姿をしていますが、残念ながらまだ目にしたことがありません。
この姿勢ではどこにピントを合わせたものか迷います。遠くから見つけた時からこの格好だったので、警戒や威嚇の姿勢というわけでもないのでしょう。図鑑の説明にも「静止の際、前半身を腹方へまるめている」とあります。
この色模様は鳥の糞への擬態とされているようですが、葉の裏にぶら下がっていては説得力に欠けますね。よく似た体色でもいつも葉の上にのっかっているスカシカギバのほうが一枚上手でしょう。
あまり人好きのする風貌ではありません。
「幼虫は5月下旬に老熟して土中に入り、土粒を綴って蛹化し、翌春3月羽化する」そうです。十ヶ月も土の中とは随分気の長い話ですね。
「幼虫は5月下旬に老熟して土中に入り、土粒を綴って蛹化し、翌春3月羽化する」そうです。十ヶ月も土の中とは随分気の長い話ですね。
(2014.05.03・明石公園)
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