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2014年5月24日 (土)

ヒメバチの一種(Triancyra sp.)♂(改題)

* 2014.05.23・追記とタイトル変更 *

当初はただ「ヒメバチの一種」としていたのですが、ezo-aphid さんからこのブログの2012.06.29の記事に同種らしきヒメバチの雌雄を掲載していることを教えていただきました。(ただし雄の方は今回のもののような腹部の斑紋がなく、別種の可能性が高そうです。)その記事ではガロアオナガバチ Triancyra galloisi としていたのですが、Triancyra 属には未記載種が4種もあるということなので、タイトルにはとりあえず属名を掲げておきます。
 
以前にもツノヤセバチヒメバチの産卵を見ている立ち枯れのコナラに、雄と思われるヒメバチの一種が数匹集まってきていました。
おそらく雌が羽化して出てくるのを待ち受けているのだと思いましたが、短く飛んだり歩いたりしてしきりに場所を変えているところを見ると雌のお目見えにはまだしばらく時間がかかりそうでした。

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(2014.05.08・学が丘北公園)

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コメント

ガロアオナガバチ? でしょうか。http://blog.tamagaro.net/?p=455

投稿: ezo-aphid | 2014年5月24日 (土) 08時44分

調べてみたら、2年前の6月に「ガロアオナガバチの雄」が載ってましたね。
Triancyra属の既知3種とも南西諸島産ですが、渡辺さんのリストには他に4種の未同定種(産地不明)があります。となると、当分は属名で我慢するしかなさそうです。

投稿: ezo-aphid | 2014年5月24日 (土) 16時31分

ezo-aphidさん、こんばんは。
胸部の紋に何か見覚えがあるような気はしたのですが・・・。完全に寝ぼけていました。で、ガロアオナガバチで決まりかと思えば、未記載種が4種もあっては種まで決めるのは無理と言うことですね。
2012.06.29の記事をあらためて見直すと、産卵中の雌の方は今回の雄と翅脈や斑紋もよく一致して、場所が同じことも考え合わせると同種の可能性が高いように思いますが、雄の方は腹部の白紋がありません。ひょっとしてこれは別種なんでしょうか。ますます分からなくなって来ました。

投稿: おちゃたてむし | 2014年5月24日 (土) 20時03分

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