« ツリガネムシの一種(Vorticella sp.) | トップページ | ヨコヅナサシガメの羽化 »

2014年5月 7日 (水)

カシノアカカイガラムシ・中間幼虫と卵嚢(改題)

* 2014.05.07・追記とタイトル修正 

ezo-aphidさんからのコメントで、ようやく全体像が掴めました。
2枚目から4枚目の卵形の物体は越冬した中間幼虫(無脚で口吻あり)、そして5枚目・6枚目の綿の塊のようなものは雌成虫(有脚で口吻なし)が産卵の為に作った卵嚢だそうです。卵嚢に産みつけられた卵の写真は2011.05.04の記事に掲載しています。また2012.05.07の記事でヒメコバチが産卵していたのも中間幼虫だったようです。詳しくは上記2本の記事や今回の記事へのezo-aphidさんのコメントを参照してください。当初「カシノアカカイガラムシの繭?」としていたタイトルを表記のように変更しました。

アラカシの幹を赤い胡麻粒のようなカシノアカカイガラムシがたくさん歩いていました。

_dsc42872
大きさは多少バラつきがありますが、写真の個体で体長約1.3mmです。

_dsc45682
同じ木の幹に小さな卵形の塊もたくさんついていました。長径0.7~0.8mmくらいで、白っぽい繊維が固まったように見えます。

_dsc45742
一部覆いがとれて中から
赤い塊が覗いているものもあります。

_dsc45632
これはほとんど覆いがとれています。

(以上、2014.04.16・明石公園)

これらはカシノアカカイガラムシの繭かと思ったのですが、1週間後、別の場所のアラカシでは同じような塊は無く、代わりに次のようなものがたくさん見られました。

_dsc5008
白い糸に包まれているのは・・・。

_dsc50162
やはりカシノアカカイガラムシの成虫のようです。

(以上、2014.04.24・学が丘北公園)

上のどちらも同じカシノアカカイガラムシだと思うのですが後者は前者の次の段階なのか、それとも別物なのか、よく分かりません。

|

« ツリガネムシの一種(Vorticella sp.) | トップページ | ヨコヅナサシガメの羽化 »

半翅目」カテゴリの記事

コメント

「小さな卵形の塊」:これぞまさしく中間幼虫(2齢幼虫)ですね。・・・・大きさ0.8mm、楕円球~ほぼ球形で暗赤色、無脚で触角は痕跡のみ、口器がある、白色の綿状分泌物で覆われる。
この中間幼虫で越冬し、4-6月に出現した雌成虫は、白色綿塊状の卵嚢を作って産卵する、とあります。2011年の画像と合わせると、うまくつながりますね。

投稿: ezo-aphid | 2014年5月 7日 (水) 13時34分

ezo-aphidさん、こんばんは。
すみません、中間幼虫や卵嚢については以前に教えていただいたのに、情けないことにすっかり忘れていました。おかげさまで、これまでに見ていたいろんな断片がようやく繋がったようです。早速追記に反映させていただきます。ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2014年5月 7日 (水) 22時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/551900/59597173

この記事へのトラックバック一覧です: カシノアカカイガラムシ・中間幼虫と卵嚢(改題):

« ツリガネムシの一種(Vorticella sp.) | トップページ | ヨコヅナサシガメの羽化 »