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2014年6月21日 (土)

フタヅノクンショウモ Pediastrum duplex

田んぼや溜め池で採ってきた水を実体顕微鏡で眺めていると、シャーレの底に時々この平べったいクンショウモが見つかります。

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この仲間は普通4、8、16、32個といった決まった数の細胞が集まって群体を作っていますが、写真は32個の細胞から成る直径0.1mmほどの群体です。

(2014.06.04・神戸市西区の溜め池で採集)

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淡水プランクトン」カテゴリの記事

コメント

輪状の列ごとの細胞数は、群体のサイズごとに決まっているのでしょうか?
この32細胞の場合、内側から「1・6・10・15」となっています。16細胞の例では「1・5・10」となってましたので、その延長で「1・5・10・16」という配列が自然のなりゆきでしょ、と言いたくなります。・・・・・大きなお世話ですが。

投稿: ezo-aphid | 2014年6月21日 (土) 21時39分

ezo-aphidさん、こんばんは。
恥ずかしながら、細胞の配列についてこれまで気にしたことがありませんでした。
あらためて図鑑やネット上の画像を眺めてみると、同じフタヅノの32細胞でも「1・5・10・16」もあれば「1・6・10・15」もあり、中にはそこまではっきりした列をなしていないものもあるようです。16細胞では「1・5・10」が普通のようですから、群体が大きくなるにつれて規則性を乱す要因が増えてくるんでしょうかね。

投稿: おちゃたてむし | 2014年6月21日 (土) 22時42分

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