« ツボカムリの一種(Difflugia sp.) | トップページ | フサトビコバチの一種(?Cheiloneurus sp.) »

2014年6月30日 (月)

グンバイカスミカメ幼虫

グンバイカスミカメの幼虫は以前に一度だけ、かなり若齢のものを見たことがあるだけでしたが、今回もう少し齢の進んだものと終齢と思われるものの2段階の幼虫を撮影することができました。2匹ともナシグンバイの集まるサクラの、同じ葉の裏で見つけたものです。

_dsc97582
若い方の個体は体長1.7mmくらいで、前回の記事のものよりひとつ齢が進んだくらいでしょう。結構すばしこくてこの1枚しか撮れませんでした。

_dsc9751
こちらは終齢だと思います。以前そらさんのブログに同じ段階のものが登場しました。

_dsc9768
体長約2.8mm。この段階になると成虫の姿を想像するのが容易になります。

_dsc97752
最初じっとしていましたが撮影を始めると歩き始め、やがて口吻を葉裏に突き刺しました。その名のとおりグンバイムシを獲物にする捕食性の種ですが、植物質の栄養を摂ることもあるんでしょうか。

(2014.06.23・神戸市中央区)

|

« ツボカムリの一種(Difflugia sp.) | トップページ | フサトビコバチの一種(?Cheiloneurus sp.) »

半翅目」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グンバイカスミカメ幼虫:

« ツボカムリの一種(Difflugia sp.) | トップページ | フサトビコバチの一種(?Cheiloneurus sp.) »