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2014年6月24日 (火)

ツヤコバチの一種(?Aphelinus sp.)・産卵

* 2014.06.24・追記とタイトル修正 *

ezo-aphidさんがお調べくださったところアブラムシに寄生報告のあるツヤコバチはAphelinus以外には数種しなく、これも同属なのだろうということです。ただ国内で記録のある8種の中に全身黄色の種はないそうなので、タイトルには疑問符つきで属名を入れておきました。

昨日の記事のヤナギクロケアブラムシ?を撮影していた時です。アブラムシの群れの周りを走り回る黄色いハチがいました。体長1mmほどのツヤコバチの仲間です。
細いヤナギの葉の葉柄近くを慎重に指でつまんでしばらくカメラで追いかけていると、期待通り産卵行動を見せてくれました。ワタムシヤドリコバチ?でお馴染みになった、翅の先を背面に折り曲げながら産卵管を伸ばす独特の産卵法です。

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成虫を狙っています。

_dsc95422
反転して産卵管を突き刺しました。

_dsc96002
今度は幼虫です。狙いを定めるのに触角で相手に触れることはないようです。

_dsc96022
翅を折り曲げるのに伴って産卵管が伸びてきます。

_dsc96052
以前見たAphelinus 属でもそうですが、産卵管は常に寄主の腹面に刺されるようです。

2
照準を合わせ、反転し、攻撃。

_dsc96162
突き刺した産卵管はしばらくそのままにしていましたが、刺されたアブラムシの反応は様々で、何事もなかったようにじっとしているものもあれば、激しく体を振ったり歩き出したりするものもいます。歩いて逃れようとするアブラムシに産卵管を刺したままのハチが後ろ向きに引き摺られるようについて歩くという場面も見られました。

(2014.06.16・明石公園)

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コメント

コバチ上科のデータベースを見ると、アブラムシに寄生報告のあるツヤコバチはAphelinus属以外は数種しかいません。なので、これもAphelinus属なんだろうと思います。ただし、Aphelinusは世界で200種余知られているのに、国内からは8種の記録しかなく、そのなかに全身黄色の種はいません。・・・・・・新種なんでしょうかねー♫

投稿: ezo-aphid | 2014年6月24日 (火) 19時08分

ezo-aphidさん、こんばんは。
以前に撮ったものと体色が全く違うので別属だと思っていましたが、これもAphelinusですか。
試しに画像検索をかけてみましたが、ざっと見たところ全身黄色というのは見当たりませんね。新種だったらどうしましょう?。

投稿: おちゃたてむし | 2014年6月24日 (火) 21時01分

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