カクバネヒゲナガキバガ・交尾
* 2104.07.04・追記と訂正 *
2枚目以降の写真が天地逆さまになっていたので直しました。YAMKENさんにいただいたコメントによれば、写真の上の個体がおそらく雌であろうということです。
登山道わきの土手から垂れ下がったオオバイノモトソウの上で、カクバネヒゲナガキバガが交尾していました。
触角の長さは変わりがないように見えますが、どっちが雄でしょうか。
これは上下の個体です。複眼の色が濃く、下唇鬚の根元側の毛がふさふさしています。
(2014.06.26・再度谷)
| 固定リンク
「鱗翅目」カテゴリの記事
- サザナミスズメ(2019.07.15)
- ヒロヘリアオイラガ?1齢幼虫(2019.07.07)
- クロスジキヒロズコガ(2019.06.29)
- ギンシャチホコ1齢幼虫(2019.06.27)
- シャチホコガ若齢幼虫(2019.06.26)
コメント
お久しぶりです。相変わらず綺麗な写真で嫉妬とともに情けなくなっています。
雌雄については私も情報を得られていませんので判りませんが取り敢えず推測を・・・。
一般的に雌の方が大きい、交尾中の行動の主導権は雌が持っている・・・などから。
1枚目の写真で上側が雌ではと思われます。
交尾中の雄は精液を注入するのに集中しているのか雌にぶら下がっている状態なので、止まっている状態で大抵は上側に雌がいます。移動するときも雌が雄を引きずるようになります。
又、以前に撮られたものもお腹の状態から雌のような気がします。お尻の形状が判ればハッキリするのですが・・・・。
余談ですが、今なら明石公園でトビモンオオエダシャクの終齢幼虫を容易に見られます。
この種は終齢になってから蛹化する秋口までの長い期間同じ状態で体を維持する程度しか摂食しないためか同じ個所で移動をあまりしないようです。
ここ2週間ほど同じ個所で見かけますのでまだしばらくはジッとしているでしょう。
ポプラ群の西側の道を北側に、少し小さいポプラの更にその先の3mほどのポプラの目の高さほどの位置に・・・。
100mmほどありますのですぐに見つかると思います。機会があれば・・・・。
投稿: YAMKEN | 2014年7月 4日 (金) 07時33分
YAMKENさん、おひさしぶりです。
コメントを拝読してから改めて掲載写真を見て、2枚目以降をすべて天地逆さまに載せていたことに気づきました。つまり1枚目で上に写っている個体のは3枚目ではなく4枚目の拡大画像と同じということで、やっぱり下唇鬚の毛の短い方が雌、というお見立てですね。交尾中は大抵雌が上、とはいいことを教わりました。逆さまの写真は後で直しておきます。
明石公園には先月の16日以来行っていないので出来れば来週あたり一度出かけたいと思っています。トビモンオオエダシャクの幼虫はまだ若齢のものを5月に別の場所で見ましたが、100mmほどもあるというのは見事でしょうね。是非見たいと思います。いつもありがとうございます。
投稿: おちゃたてむし | 2014年7月 4日 (金) 19時52分