« ヒラタミジンコ | トップページ | クチブサガ科の一種(Ypsolopha sp.) »

2014年7月14日 (月)

ネマルハキバガ科の一種

木の枝の下面にぶら下がっていた小さなガです。
ネット画像をいろいろ探してみると、ネマルハキバガ科の一種のようです。

_dsc5627_2

_dsc0323
死んでいると思って撮影していたのですが、この写真では触角が下に下がっているのに次の写真では少し上がっています。翅端まで約6.5mmです。

_dsc0331
横から覗き込むと腹端が樹皮、と言うより幹にこびりついた土の塊にくっついています。6本の脚はすべて離れていて、腹端だけでぶら下がっているようです。死んではいないまでもかなり弱っていることは確かでしょう。

_dsc03372
腹部の先の方が捩れているのは風に吹かれて体が回転したためではないかと思います。キバチが産卵後、産卵管を抜けなくなってその場で死んでいるのは時々見かけますが、これも同じ状態なんでしょうか。

(2014.06.26・再度谷)



|

« ヒラタミジンコ | トップページ | クチブサガ科の一種(Ypsolopha sp.) »

鱗翅目」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ネマルハキバガ科の一種:

« ヒラタミジンコ | トップページ | クチブサガ科の一種(Ypsolopha sp.) »