モトキメンコガ&ヘリグロメンコガ&キイロマイコガ
最近撮ったものの中からよく似た色合いの小蛾を3種。
はじめの2種は同科同属ですが残りの1種は別の科に属しています。このような色彩パターンには何か有利な点があるんでしょうか。
その1.モトキメンコガ Opogona thiadelpha (ヒロズコガ科)
(2014.07.29・森林植物園)
その2.ヘリグロメンコガ Opogona sp. (ヒロズコガ科)
Acleris さんのいもむしうんちは雨の音によればこの種は「那須御用邸の動植物相」にOpogona sp. として載せられていて、和名はついているものの学名はまだ決定されていないそうです。
(2014.08.20・明石公園)
(2014.08.20・明石公園)
その3.キイロマイコガ Stathmopoda auriferella (ニセマイコガ科)
モッコクの幹にて。翅端まで約5.7mm。
(2014.08.20・明石公園)
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コメント
Opogona属(オーストラリアからの報告種数が多いみたい)の画像を探すと、このように黄・褐の2色と、褐色系のみの、2パターンですね。
どちらも亜熱帯あたりでの植物分解者が多いようです。妄想ですが、強い光の木漏れ日を浴びていても鳥などに虫と認知されにくいのではないかと。
投稿: ezo-aphid | 2014年8月27日 (水) 12時13分
ezo-aphidさん、こんばんは。
意外に全身褐色の種も多いんですね。
そっちの方は単純に目立ちにくいということで納得し易いですが、2色タイプもやはり何か目くらましのような効果があるのではないかと想像してしまいます。ご考察ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2014年8月27日 (水) 19時41分