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2014年9月25日 (木)

サンカクモンヒメハマキ

コナラの枯れ枝にいた地味なガです。
ハマキガ科のサンカクモンヒメハマキ Cydia glandicolana だと思います。幼虫はコナラやミズナラのドングリから出てくるそうです。

_dsc6363
今回横からの写真しか撮っていませんが、和名の「三角紋」は背面から見ないと分かりにくいようです。翅端まで約11mm。

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微妙な色合いの変化が美しいと思います。

_dsc63762
後ろから。

(2014.09.17・学が丘北公園)

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鱗翅目」カテゴリの記事

コメント

鱗片に欠損が無いので、羽化直後の(新鮮)個体でしょうね。
これからの小蛾類の図鑑は、このような画像の集成の方がいいように思います。傷みのない斑紋パターンを大きく見られるのがあり難いですね(展翅しないので倍のスペースを使えます)。生体の静止姿勢が判別に役立つ群もありますし。

投稿: ezo-aphid | 2014年9月25日 (木) 08時33分

ezo-aphidさん、こんばんは。
同じ撮るなら、やはりなるべくくたびれていない個体の方が嬉しいですね。
まだネット情報を利用していなかった頃は、蛾類に限らず生態写真で構成された図鑑があればいいのにと思っていました。素人にとっては展翅された標本画像から成体の姿を想像するのはとても難しいことが多いですから。
でも実際に生きたものを撮るにはいろいろ制約も多いですから、図鑑を名乗れるほどの種数を揃えるのは大仕事でしょうね。

投稿: おちゃたてむし | 2014年9月25日 (木) 19時34分

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