コウガイビルの一種
雨上がりでまだ湿り気の残った木の幹を10cm足らずのコウガイビルが這っていました。
あまり人好きのする生き物ではありませんが、名前にヒルとついてはいても人の血を吸ったりするあのヒルとはかなり縁が遠く、このブログにも登場したことのあるウズムシ(プラナリア)に近縁の動物です。ミミズやナメクジを食べるそうです。
滑るような動きが面白く、時々頭を突っついて向きを変えさせながら撮ってみましたが、目も口も見えないのでどうにもとらえどころのない生き物です。
体は粘液に覆われているようで、ナメクジのように後に糸を引いています。
(2014.09.02・明石公園)
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コメント
昔飼ってました。独特な動きしますよね。
ちなみに頭部の写真にある黒い点のようなものがすべて眼ですよ。
口は体の裏側中央付近にあります。餌をあげるとニシキヘビのように獲物に取り付いて消化しながら飲み込みます。
投稿: | 2014年9月12日 (金) 00時04分
おはようございます。
「頭部に肉眼では見えない眼点が多数」という解説は読んでいましたが、まさかこの黒い点々がそれだとは思いませんでした。
獲物を捕らえて食べているところを一度見たいものです。
コメントありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2014年9月12日 (金) 06時34分