チョウバエ科の一種
苔むした石垣にとまっていたチョウバエの一種です。
やや窪んだ場所にいたので脚も顔も見えませんが、以前の記事に掲載した種と同じ種かも知れません。前回はクロハネビロチョウバエ Brunettia spinistoma という種が候補に上がったのですが、ezo-aphidさんが調べてくださったMNDの検索表にある「触角先端節はそれ以前の節とほぼ同じか大きい」という記述に合わないので別属であろうということになりました。触角先端部は今回の写真の方がはっきり見えるのですが、末端節はやはりやや小さいですが他はほぼ同じ大きさのようです。ただ前回の個体では触角全体に長い毛が生えているのに対して今回のものにはそれが見られません。雌雄の違いなのかもしれません。
(2014.08.20・明石公園)
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