ヘクソカズラさび病菌(改題)
* 2014.10.18・記事訂正とタイトル変更 *
下の記事に書いたようにこれぞヘクソカズラグンバイの卵、かと思ったのですが、BABAさんからのコメントでヘクソカズラさび病菌であるらしいことが分かりました。卵かと思ったものはさび病菌の冬胞子堆というもののようです。タイトルも修正しました。
先日BABAさんがヘクソカズラグンバイの卵と思われるものを掲載されていたので、私も探してみました。
これが恐らくBABAさんが撮影されたものと同じものでしょう。
これまでに見たナシグンバイやアワダチソウグンバイ、ヒメグンバイの卵に概ね似た感じなのでこれがこのグンバイムシの卵なのだろうと思うのですが、確信はありません。
オレンジ色の蓋(?)の部分の直径が一番大きいもので0.2mmほどですが、その部分に亀裂が入っているものがあるのが気になります。
これは別の卵塊(?)です。
2枚目以降はすべて同一倍率なんですが、「蓋」の大きさにかなりばらつきがあることが分かります。産みこまれた後である程度成長するんでしょうか。
これが本当にヘクソカズラグンバイの卵だとすれば、孵化の際にはやっぱりこの蓋が開くんでしょうかね。
(2014.10.10・神戸市西区玉津町水谷)
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コメント
こんばんは
本日、ヘクソカズラを見に行って分かりました。Endophyllum paederiae (ヘクソカズラさび病菌)の可能性が高いようです。以前、笹の葉のサビ病を食すタマバエが居りましたので気付きました。お騒がせしましたm(_ _)m
投稿: BABA | 2014年10月17日 (金) 22時57分
BABAさん、ありがとうございます。
なんと、さび病菌でしたか。検索するとよく似た画像が出てきました。期待と思い込みが強すぎたようです。早速訂正しておきます。
それにしても、このグンバイはどこに産卵するんでしょうね。
投稿: おちゃたてむし | 2014年10月18日 (土) 19時37分