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2014年11月30日 (日)

マキゾメガイ科の一種(改題)

* 2014.12.14・追記とタイトル変更 *

種名の見当もつかず「カタツムリの一種」としていたのですが、Kさんから「マルナタネかヒラドマルナタネです。」とのコメントをいただきました。検索してみると兵庫県レッドリスト2014というサイトに両種とも出ていて、どちらもマキゾメガイ科に属し、「貴重性評価の区分」ではBランク(兵庫県において絶滅の危機が増大している種)に含められています。両種は殻底部の臍孔が開いているかどうかで区別できるそうですが、残念ながら今回の写真では確認できませんので、タイトルはひとまずマキゾメガイ科の一種、としておきます。

以前にナタネガイという微小な陸貝を載せたことがありました。
当初は普通サイズのカタツムリの子どもだと思ってそういうタイトルをつけていたのですが、Aclerisさんや矢野さんからいただいたコメントで小さくてもこれで成体なのだということを知った次第です。
同じように小さな今回のカタツムリもおそらくこれで大人なんだろうと思いますが、ナタネガイに比べると殻高がかなり高く、明らかに別種です。

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モチノキの幹です。殻の直径は1.8mm前後。

_dsc2294
殻面の擦れ具合を見るとかなり年季が入っているようで、少なくとも子どもではないでしょう。

_dsc2303
ついでにひっくり返して裏面も撮ればよかったのですが、残念ながらその場では思いつきませんでした。

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(2014.11.19・明石公園)

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コメント

マルナタネかヒラドマルナタネです。

投稿: K. | 2014年12月14日 (日) 01時39分

Kさん、こんばんは。
教えていただいた種名で検索すると「兵庫県版レッドリスト2014」というサイトで画像を見ることが出来ました。マルナタネとヒラドマルナタネは臍孔の有無で見分けられるんですね。やはりひっくり返して撮影しておけば良かったと反省しました。次の機会があれば確認しようと思います。
タイトルはひとまず「マキゾメガイ科の一種」としておきます。ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2014年12月14日 (日) 21時02分

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