クモマルトビムシ科の一種(?Ptenothrix sp.)
マルトビムシの仲間は個人的に好きなので何度も出していますが、これはこのブログでは最初に登場した Ptenothrix 属と思われるクモマルトビムシ科の一種です。撮影場所も同じ、湿った石垣の上です。
体長約1.9mmで、おそらく成虫でしょう。
石の表面(の、地衣類?)を齧っているようです。口器がどんな形をしているのか興味がありますが、写真ではよく見えません。
お尻です。
これは別個体。ほぼ同じ大きさですが、1枚目と比べると斑紋に違いがあります。指紋のように個体識別に使えるかも知れません。
上の写真の部分拡大です。首の下に槍のように突き出しているのが跳躍器、その向こうに見える太い指のように見えるのが粘管目(トビムシ目)の名の由来になっている粘管という器官でしょう。
こちらは体長1.3mmほどの小型の個体で、おそらく幼虫でしょう。これと同等の大きさのものは何匹もいましたが、これより小さな個体は見つかりませんでした。
(2014.11.07・明石公園)
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