ハラビロクロバチ科の一種(Leptacis sp.)
冬場、木の葉の裏を探していると体長1mm前後のハラビロクロバチの仲間がよく見つかります。小さい上にほとんど黒一色でこれといった特徴に乏しく、どれも同じように見えるので撮影もせずに済ませることが多いのですが、今回たまたま撮った種は私には初めての種だったようです。
よく目にするタイプに比べて小楯板こ後方に伸びる突起が長く、色もその部分だけ黄褐色です。お馴染みのサイトを探すと、BABAさんがよく似た種の見事な深度合成画像を掲載されていました。小楯板の突起の長さ、触角の色や構造などに違いはありますが、同じLeptacis属でしょう。BABAさんの撮られたのが雄だとすればひょっとすればこれが同種の雌なのかも知れません。
(2014.12.07・奥須磨公園)
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