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2015年1月 8日 (木)

ニッポンオナガコバチ・雌雄

毎年晩秋から初冬にかけて出現してくるニッポンオナガコバチ。この公園ではクロガネモチの実から出てくるのは確認しているのですが、数年来の課題である産卵場面は昨年も見ることは出来ませんでした。
12月末になって、葉裏や落ち葉の下で越冬態勢に入っているたくさんの雌に対して雄はだいぶ少なくなっていましたが、まだちらほら姿を見かけました。

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トベラの葉裏にいた雌雄です。
体色の違いが大きいので、以前この写真と同じような場面を目撃するまでは別種だと思っていました。

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雌の背中に乗った雄は時々体を乗り出して雌の顔を覗き込むような動作をしたり、触角で叩いたりしています。

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やがて雄が交尾の動作に入りましたが・・・。

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雌が歩き出してしまったので交尾が成立したのかどうかよく分からずじまいでした。

(2014.12.27・明石公園)

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