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2015年2月 5日 (木)

ヒメコバチ科 Apleurotropis sp.

この季節、少しは新境地も開拓しなければと思つつ、虫撮りに行けば結局惰性的な葉めくりに終始することが多いのですが、見つかる虫はほとんどがお馴染みさんばかり、新顔にはなかなかお目にかかれません。
という具合に予め言い訳をしておいて、せめてそのお馴染みさんの中でもなるべく印象的なものを、ということでこの Apleurotropis 属の一種を選びました。2011.01.172013.01.13の記事と同じ種だと思います。

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体長約2.3mm。ヤツデの葉裏にて。

(2015.01.31・明石公園)

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膜翅目」カテゴリの記事

コメント

日本産の記録は3種で、寄主は、ササのクサモグリガ(sasae Kamijo)、ツタのホソガや竹のハモグリバエ(kumatai Kamijo)、そして寄主不明の(okumae Kamijo)です。
最後の種は、福岡で1971年8-10月に5回ほどにわけて、7雌・3雄が採集されています。採集者は、クモの分類で有名な大熊千代子さんでしょう。クモに関心が高かったはずの彼女が、安松教授のための標本としても、なぜ5回も成虫を採集できたのか不思議です。クモの観察場所と関係があったのでしょうかねー。


投稿: ezo-aphid | 2015年2月 6日 (金) 18時56分

ezo-aphidさん、
3種とも上條先生による命名なんですね。
クモの研究者が度々採集されているというのは確かに不思議ですが、ひょっとしたらこの綺麗なコバチがお気に入りだったのではないかという気もしますがどうでしょうか。

投稿: おちゃたてむし | 2015年2月 7日 (土) 17時15分

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