ウズタカダニ科の一種
これも2度目の登場ですが、ムクノキの樹皮下にいたウズタカダニ科の一種です。先日のカニムシの記事にもちょっと顔を出しました。
脱皮殻を背中にうずたかく積み上げて行く習性からこの名があるそうです。木の年輪のように見えるのがそれぞれの段階の脱皮殻の輪郭だと思いますが、だとすれば右の個体の方が左の個体よりも齢が一つ若いと言うことでしょうか。大きさはこちらの方がやや大きいように見えますが。
このごつごつした古代生物のような雰囲気が魅力です。
頭胸部(で合っているんでしょうか?)の左右端に噴火口のように開いているのが胴感杯、その中から覗いている小さな棍棒状のものが胴感毛ですが、その細部の様子はBABAさんのところの深度合成画像で見事に捉えられています。
(2015.02.06・明石公園)
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