ミノガ科の一種の幼虫
* 2015.03.30・追記とタイトル修正 *
YAMKENさんより、ミノガ科と考えて良いだろうとのコメントをいただきましたので、タイトルの疑問符を外しました。
モチノキの幹についていた小さなミノムシです。
2010.03.16の記事に出したものに近い種だと思いますが、どの科に属するものか見当がつきません。
巣の高さは5mm足らずで、細かい木屑を材料としているようです。
ちょっとつまんで枯葉の上に載せてみました。巣口の内径は0.8mmほどです。
(2015.03.17・明石公園)
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コメント
おはようございます。
私が明石で確認できているミノガ科の幼虫たちは、シバミノガ、チャミノガ、クロツヤミノガ、ニトベミノガ、オオミノガの5種だけです。
この種たちは蓑の外側に貼り付けるものや状態で見分けられるのですがこのぐらいの時はほとんど同じようなのでそれができません。
しかし、シバミノガだけはいる環境が大きく異なりますので除外できるでしょう。
又、頭に斑模様がなく無紋に近いのはニトベミノガとオオミノガなのですが小さい時の観察ができていないのと大きくなると変化するものがいるので判断ができません。
ニトベミノガは脱皮すると頭殻を開口口近くに貼り付ける性質がありますがやはり小さくて既に脱皮しているのかが判りません。
一応候補としてはクロツヤミノガなのですが断定することができません。
尚、2010年のものはこれらの種とは違うように思え全く判りません。
投稿: YAMKEN | 2015年3月28日 (土) 08時39分
YAMKENさん、いつもありがとうございます。
巣の材料や全体の形である程度見分けられるのかと思っていたのですが、このような若齢幼虫ではそれも無理があるんですね。また2010年のものは巣の形や木屑を貼り付けた状態が似ているので近い種なのではと思っていました。ネット検索ではこのような小さな巣の画像がほとんど見つからないので、実のところ科の見当もつかなかったのですが、とりあえずミノガ科の一種と考えて間違いはないでしょうか?
投稿: おちゃたてむし | 2015年3月28日 (土) 20時39分
小さいながらも蓑や幼虫の形からミノガ科の一種と思って良いのではと思われます。
他の科や鱗翅目以外にも蓑を作る虫たちがいるようですべてを知っているわけではありませんが・・・・。
投稿: YAMKEN | 2015年3月30日 (月) 06時36分
YAMKENさん、
初歩的な質問をしてしまって申し訳ありません。タイトルの疑問符を外しておきます。
ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2015年3月30日 (月) 20時29分