ヒロバフユエダシャク?の♀(改題)
* 2015.03.28・追記とタイトル変更 *
YAMKENさんから、クロスジフユエダシャクは出現時期がもっと早く、この時期の候補としてはヒロバフユエダシャクが挙げられる、とのコメントをいただきました。ご自身でもこの2月に同じ明石公園で同種の雄を確認されているそうです。ネット上の画像を見ても明らかな違いはなさそうなので、疑問符付きでこの種名をタイトルに出しておきます。
アラカシの幹にとまっていた雌のフユシャクです。妙な姿勢だったので死んでいるのかと思いましたが、そっと触れてみると歩き出しました。
しかしかなりくたびれた個体であることは確かで、鱗粉もだいぶ剥げ落ちているようです。おかげで斑紋が不鮮明で、ネット画像といろいろ見比べてみましたがどの種か判断がつきかねています。先日掲載したクロスジフユエダシャクと同じなのかも知れません。体長は約10mmです。
(2015.03.17・明石公園)
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コメント
クロスジフユエダシャクは初冬近くに現れる種なので違うと思われます。
又、私はこんなに細かいところを観察したことはないのですが鱗粉の形状が異なっていますね。
この時期の候補としては、ヒロバフユエダシャクが挙げられます。
少ない種とされており、私もこの2月中旬にようやく♂を明石公園で見つけています。
夜にしか見かけることができない雌たち(クロスジフユエダシャクは別)ですが大役(産卵)を終えた♀が余生を過ごしていたのでしょう。
以前に確認したのは4日間もトイレの壁にジッとしていたものがいました。
参考に http://www.jpmoth.org/~moth-love/fuyusyauzukan/hiroba/hiroba.html
投稿: YAMKEN | 2015年3月28日 (土) 09時01分
すみません。
再度確認したところ、クロスジアオナミシャクの鱗毛は体(胸背付近)のようですね。
これにも同じような鱗毛があるようですので鱗毛の形については無視してください。
投稿: YAMKEN | 2015年3月28日 (土) 09時58分
再度すみません。
名前を間違えています クロスジアオナミシャク → クロスジフユエダシャク です。
投稿: YAMKEN | 2015年3月28日 (土) 09時59分
YAMKENさん、
見つけた場所が近くだったのでひょっとして同種か、と思ったのですが、出現時期のことを考えていませんでした。ご紹介の「みんな蛾」やその他のサイトでヒロバフユエダシャクの画像を見ると、確かに翅の形や斑紋が似ているように思います。YAMKENさんもやはり明石公園で見られたということは、この種の可能性はありそうですね。ひとまず疑問符つきで種名を掲げておきます。ご検討ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2015年3月28日 (土) 20時47分