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2015年3月 7日 (土)

ルリオビナミシャク

* 2015.03.08・追記 *

YAMKENさんより、ルリオビナミシャクで正解、とのコメントをいただきました。蛾の新鮮な時の緑色は生きている間にも脱色して変化して行くので注意が必要ということです。またこの蛾には日本亜種という亜種名がついているそうです。(学名は Acasis viretata viretata)

地味な色模様で、いつも頼りにしている「みんな蛾」の大量の画像の中から探し出すのにだいぶ手間取りましたが、ルリオビナミシャクで合っていると思います。幼虫はコナラにつくそうです。

_dsc2453
前翅長は約11mmで、モチノキの幹にとまっていました。

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(2015.02.21・明石公園)

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鱗翅目」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、ルリオビナミシャク で正解です。
おそらく翅色で迷われたのと思われますが蛾達の新鮮な時の緑色は生きている間にでも褐色、薄褐色へと
脱色していきますのでこのことを踏まえて絵合わせをしなければなりません。
MyHPのもこの傾向があるものなので異種と判断してしまうだろうと思われます。
この写真から雌雄の判別はできませんがこの種の見分け方は、MyHPのBBSの№42(2012/04/08)にUPしております。
又、この種には日本亜種と言う亜種名が付いています。
学名 Acasis viretata viretata(属学名 種学名 亜種学名)で3つ目があるものは亜種名が設けられています。
但し、「みんな蛾」の管理人の先生によると日本亜種と言う亜種名については故意的に表現を避けておられるとのことです。
MyHPでは表現することにしましたが・・・・。

投稿: YAMKEN | 2015年3月 8日 (日) 15時44分

YAMKENさん、こんばんは。ご確認ありがとうございます。
今回は翅の色合いは多少無視して、斑紋のパターンを手がかりになんとか見当をつけることができました。しかし生きている間にも脱色していくとは面白い現象ですね。鱗粉が剥げ落ちた結果ではなく色そのものが変化するとは全く知りませんでした。
学名に亜種名がついていることには気がつきませんでした。それについては追記で触れておきます。

投稿: おちゃたてむし | 2015年3月 8日 (日) 21時16分

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