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これはサヤツナギ(Dinobryon)と呼ばれる、不等毛類に属する原生生物の一種です。不等毛類という名称はこの仲間が長さの異なる2本の鞭毛を持つことに由来するもので、その特徴は下の写真や動画でも見ていただけると思います。花瓶のような形の殻に細胞が収まっていて、写真のような群体を作る種では細胞分裂の際、新たにできた殻は元の殻の開口部の内側に付着する、ということです。そして物に固着することなく群体のまま遊泳します。(月井雄二著「淡水微生物図鑑」による)
2015年4月15日 (水) 淡水プランクトン | 固定リンク
分かり易い写真ですね。 位相差顕微鏡を使用ですか?
投稿: そよかぜ | 2015年4月16日 (木) 13時57分
そよかぜさん、こんばんは。 一応微分干渉なんですが、機械はジャンクで入手した60年代の製造と思われる骨董品で、かなり難有りのシロモノです。
投稿: おちゃたてむし | 2015年4月16日 (木) 19時52分
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コメント
分かり易い写真ですね。
位相差顕微鏡を使用ですか?
投稿: そよかぜ | 2015年4月16日 (木) 13時57分
そよかぜさん、こんばんは。
一応微分干渉なんですが、機械はジャンクで入手した60年代の製造と思われる骨董品で、かなり難有りのシロモノです。
投稿: おちゃたてむし | 2015年4月16日 (木) 19時52分