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2015年4月29日 (水)

サクラの葉裏の不明卵

サクラの葉裏に産み付けられていた卵です。
ソーセージ型で長さは約1.8mm。ハムシの仲間にこんな卵を産むのが多いようですが・・・。

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右の卵を見ると表面に少し毛のような物が付着しています。ひょっとしたら蛾でしょうか。

(2015.04.23・神戸市中央区)


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コメント

晴天が続いてますねー。
ヒラタハバチ類の卵かも。

投稿: ezo-aphid | 2015年4月30日 (木) 11時35分

ezo-aphidさん、こんばんは。
うんざりするほど雨が続いたかと思うと、こんどはカラカラの晴天続きでちょっとお湿りが欲しいくらいです。でも虫撮りはままなりません。
ハバチと言えばみんなナイフのような産卵管で葉や茎の内部に卵を産みこむものと思いこんでいましたが、表面にくっつけるだけというのもいるんですね。検索するとカラマツヒラタハバチの卵の画像が出てきました。サクラにもサクラヒラタハバチが寄生するそうですが、その卵の画像は見つかりません。でもこの仲間の可能性はありそうですね。今後、それらしい幼虫が出てこないか気をつけておきます。いつもありがとうございます。

投稿: おちゃたてむし | 2015年4月30日 (木) 20時36分

ハンマーさんもゼンマイで同様の卵を見つけていました。
hanmmer.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-5214.html

じつは4月28日に京都市大原の江文峠あたりをムシ見がてら散策してました。ゼンマイの頂葉裏に0.5X0.8mmくらい、ラグビーボール型の黄色い卵が20個ほど、等間隔に散在しているの見かけました。付近の株に5枚ほど見つけたので、ゼンマイの普通種のものでしょう。持ち帰ってきたところハバチ幼虫が孵化し、今は2齢になっています。頭殻は黒色なのでゼンマイハバチなのかもしれません。

上記のハンマーさんの卵はナガゼンマイハバチとも考えられますが、同属でこれほど卵の形に違いがあるとは思えません。同じシダハバチ亜科の卵に、ソーセージ型とラグビーボール型があるとも考えにくいのですが。

投稿: ezo-aphid | 2015年5月 1日 (金) 07時08分

ezo-aphidさん、
ハンマーさんの記事はほとんど目を通していたはずなんですが、これは憶えていませんでした。
確かに卵形や、透明の粘着物質に覆われているように見えるところがよく似ていますね。やはりハバチ類の可能性が高いのでしょうか。産卵形態と寄主植物から候補が絞れるといいんですが。

投稿: おちゃたてむし | 2015年5月 1日 (金) 20時41分

シマヒラタハバチかもしれません。

私のページですが
http://www22.tok2.com/home/akaitori/habatit.htm

投稿: akaitori | 2017年10月13日 (金) 18時33分

akaitoriさん、はじめまして。
シマヒラタハバチですか。そちらのH.Pの写真を拝見すると、確かによく似ていますね。
食草も一致しますから、私の撮ったものも同種の可能性が高そうですね。
ご教示ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2017年10月14日 (土) 06時48分

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