セダカコガシラアブの一種(Oligoneura sp.)
この季節、モチツツジの花上でよく見かけるアブですが、このあたりでは平地にはあまりいないようで、最近横着になって近所の公園ばかり徘徊している私には久しぶりでした。と思いながら帰宅していつものようにお馴染みさんのブログに目を通すと、ちょうどこの日、BABAさんのところに登場したばかりなのでした。しかも撮られた場所が同じ神戸市の西区。でもめげずに私も出します。
セダカコガシラアブの仲間は日本に数種いるそうですが、種の判別は交尾器を調べないと難しいようです。
岩田久仁雄さんに「モチツツジを訪花するコガシラアブ」という一文があって、その中でこの植物とアブの特殊な関係について論じられています。自宅のあった神戸市北区の唐櫃では他の花を訪れることもあるものの特にモチツツジを好んでいたそうですし、逢が山での観察では「モチツツジが咲いている限り、この虻はこの花に集中するといった観があった」ということです。また、このアブの長い口吻や体型が(この植物特有の粘着物質に捕われないことも含めて)モチツツジの花からの吸蜜によく適応していると考えられていたようです。
因みに、岩田さんが観察された種はハセガワセダカコガシラアブ Oligoneura hasegawai と同定されていて、場所も近いので今回撮ったものも同種かも知れません。
因みに、岩田さんが観察された種はハセガワセダカコガシラアブ Oligoneura hasegawai と同定されていて、場所も近いので今回撮ったものも同種かも知れません。
長い口吻を深々と差し込んで吸蜜中の(多分)雌。
こちらは花の中で交尾中ですが・・・。
もう1匹の雄が割り込んできました。
最初の雄の隣にもぐり込んでいましたが、間もなくあきらめて(?)飛び去りました。
角度が違うので比較しにくいのですが、同じ倍率で左が雄、右が雌です。
(2015.04.27・神戸市西区水谷)
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