イヌビワの葉裏についていたカイガラムシです。
コナカイガラムシで検索すると、オオワタコナカイガラムシとしてよく似た画像がたくさん出てきました。出現時期や寄主植物にも矛盾はなさそうですが、なにぶんこの手の虫は写真で見る限りはっきりした特長に乏しく、類似種もいるのかも知れないのでタイトルには疑問符をつけておきます。
白いナマコ状の卵嚢は長さ3mmから10mmくらい。その先端に一部茶色く見えているのが雌成虫です。黄色い卵がむき出しになっている部分も見えます。体長1.6mmほどの幼虫も見えます。
これは産卵を始める前の雌成虫でしょうか。体長約3mm。
卵嚢を一つ剥がしてみました。
一つの卵の長さは0.3mmほどです。
母虫は体長約3mm。
こちらの卵嚢はワックスの出が悪いんでしょうか。
(2015.05.06・明石公園)
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