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2015年5月22日 (金)

スズキカバエ(Sylvicola suzukii)♂

ハチのように見える羽虫が数匹、1本のアラカシの幹の周囲を飛び回っていたのでひょっとしたら雌の羽化を待つヒメバチの雄たちではないかと思ったのですが、1匹が幹にとまったのを見ればガガンボのような体型のハエでした。
科の見当もつかないので保育社の原色日本昆虫図鑑の翅脈図を調べるとハエカ(カバエ)科らしく、MNDでAnisopodidaeの項を見るとSylvicola属の翅脈にほぼ一致します。さらに属名で検索すると「一寸のハエ」にアノニモミイア先生の手になる検索表が出てきました。
日本列島には8種のSylvicolaがいるそうですが、翅脈や斑紋、その他の特徴から写真の種はS.suzukii(スズキカバエ、またはスズキハエカ)と判断しました。左右の複眼が接しているので雄でしょう。また同じ「一寸のハエ」には三重県で採集された同種の雌の画像が掲載されていて、複眼周り以外の特徴はよく一致します。

_dsc7855

_dsc78782

_dsc7869
体長は約6.5mmです。

(2015.05.06・明石公園)




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