アリヤドリコバチ科の一種
マテバシイのひこばえの大きな葉の端っこにとまっていたコバチです。体長が6mmほどもあるので最初アシブトコバチの一種かと思ったのですが、嬉しいことに私には初めてのアリヤドリコバチの一種でした。以前BABAさんのブログで見て是非一度お目にかかりたいと願っていたものです。
写真で分かる範囲ではBABAさんの撮られたものと違いがなく、おそらく同種でしょう。山岸先生の「寄生蜂の解説」によれば、大きく膨らんだ胸部とそれに比べて小さな頭部、長い腹柄、鎌形で非常に細長く、互いに交差する大あご、などがこの科の特徴だそうです。
正面から撮ろうとすると翅を拡げて飛んで行ってしまいました。
が、すぐ近くの葉でもう1匹発見。
うつむき加減なので顔面がうまく撮れませんが・・・。
甲虫マニアも唸らせそうな重厚な美しさがあります。
(2015.07.20・学が丘北公園)
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