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2015年7月17日 (金)

卵塊に糸をかける?トビモンケチャタテ

サクラの枝を見上げていると、小さな黒っぽい虫が葉の裏でせわしなく往復運動をしているのが目に入りました。卵塊の糸をかけ作業をしているチャタテムシで、おそらくトビモンケチャタテValenzuela gonostigmaだろうと思います。このような卵塊は各種の木の葉の裏でいくらでも見つかりますが、ちょうど糸かけ作業に遭遇する機会は多くはありません。

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同種の糸かけ作業は以前にも掲載していますが、その時はたった4個という寂しい卵塊でした。今回は30個以上あって、まず標準的な数でしょう。
同じ属のValenzuela scriptusでも同様の行動を見ています。

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糸を吐く口元をアップで撮ろうとしましたが、動きが速すぎてピントも合わずほぼ全滅でした。

(2015.07.13・明石公園)

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